ロイヤルズ、日本選手史上最年少契約の結城を解雇 16歳で合意も登板なし 球団発表

 米大リーグ、ロイヤルズが18年7月にマイナー契約で合意した結城海斗投手(19)との契約を解除した。マイナーリーグ編成部門を統括するJJ・ピッコロ球団副社長が14日(日本時間15日)明らかにした。

 大阪・羽曳野出身の右腕、結城は18年7月8日に日本選手では史上最年少となる16歳2カ月でロイヤルズとマイナー契約で合意。19年6月にはルーキーレベルのアリゾナリーグ・ロイヤルズに配属されたが、公式戦での登板機会がないまま、自由契約となった。

 結城の登板がなかったことについてピッコロ球団副社長は球団を通して「19年は公式戦で投げられる状態ではなく、昨季は新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズンが中止になったため」と説明した。

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