大谷翔平、苦笑い 元同僚有原からあわや同点弾の122メートル大飛球

 レンジャーズ戦の4回、有原(左)と対戦し中飛に倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 レンジャーズ戦の4回、有原と対戦し中飛に倒れたエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-レンジャーズ」(19日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場。日本ハム時代の同僚だったレンジャーズの有原航平投手(28)と初めて対決し、1点を追う四回の第2打席で飛距離122メートルの中飛に倒れた。

 メジャーの舞台で実現した元同僚との対決。初回無死一塁の打席は一ゴロ併殺に倒れた大谷が本拠地を沸かせたのは第2打席だ。

 0-1の四回1死走者なし。初球、外角低めにはずれたチェンジアップを見送った後、内角低めの142キロカットボールを空振り。内角低めのスプリットを見送ってカウント2-1。4球目、浮いたチェンジアップをとらえると、センター方向への打球は大きな放物線を描く。飛距離122メートルの白球がフェンスを越えようとした瞬間、中堅ガルシアが跳んでグラブで阻止。スタンドから地元ファンの落胆の声が漏れる中、大谷は悔しそうに苦笑いを浮かべながらベンチに戻った。

 有原は続くトラウトを空振り三振に仕留めて、4イニングを無失点に抑えた。

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