マー君の日本復帰可能性発言が波紋 米紙報じる

 ニューヨーク・ポスト紙電子版は2日(日本時間3日)、ヤンキースからFAになった田中将大投手(32)がパーソナリティーを務めた1日のニッポン放送「田中将大のオールナイトニッポンNY」で日本球界復帰の可能性について言及したことを踏まえ、「2021年に母国の日本に戻ることを検討している」などと報じた。

 同紙は「タナカが日本のラジオトークショー『All NightNippon』で日本に戻る可能性は『ゼロではない』と言った」と記述。さらに「2007~13年までプレーした古巣の東北楽天ゴールデンイーグルスへの復帰は『僕の中ではゼロではない』と発言。日本のヤンキースと言われている読売ジャイアンツ入りに関しても否定しなかった」とした。

 また、同投手が1日に自身のツイッターに投稿した文面の一部、「この段階では、来季プレーをしたいチームを限定しておらず、自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」(原文まま)を英文で紹介した。

 ヤンキースのチーム事情については「依然としてヤンキースの最優先課題は二塁DJ・ルメーヒューとの再契約だ」とし、「ヤンキースはチームからFAになったタナカと外野手のガードナーと連絡を取り続けており、双方にはルメーヒューの状況が落ち着くまでは話は進められないと知らせている」と記述。今季の先発ローテーションについては「タナカ、JA・ハップ、ジェームズ・パクストンがFAになり、ヤンキースはエースのゲリット・コールの後ろの先発投手が明らかに不足していることを理解している」と伝えた。

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