ヤンキース343億円右腕コール、中3日で最終第5戦先発へ「自分の仕事やるだけ」

 「ア・リーグ地区シリーズ・第4戦、ヤンキース5-1レイズ」(8日、サンディエゴ)

 田中将大投手(31)が所属するヤンキースは快勝してシリーズ2勝2敗とし、最終第5戦に望みをつないだ。試合後は決戦で先発するヤンキースのゲリット・コール(30)、レイズのタイラー・グラスノー(27)両投手がオンライン会見で意気込みを語った。

 5日の第1戦で6回、97球を投げて3失点でチームを勝利に導いているコールは自身初の中3日のマウンド。昨オフにアストロズからFAになり、投手では史上最大規模の9年3億2400万ドル(約343億4000万円)で合意した右腕は「特別な機会。全員が特別な試合になると感じていると思う。一発勝負の試合で先発を任され、チームメートや監督に信頼される時はいつでも選手として気分はいいものだ」と意欲満々。第1戦登板後は最終戦に向けて調整してきたことを明かし、「自分の仕事をやるだけだ」と話した。

 一方、6日の第2戦の勝利投手で93球を投げているグラスノーは、コールよりも過酷な中2日の登板を前にして「大丈夫。状態はとてもいいし、行く準備はできてます」とにこやかに語った。明日の先発を伝えられたのは会見の5分前だったことを明かし、「イニング数とか何も話してなくて、分かっているのは明日投げることだけですが、楽しみにしてます」と話した。

 この日の第4戦はヤンキースが二回にボイトのソロなどで2点を先制し、六回にはトーレスの2ランでリードを広げた。投げてはプレーオフ初登板初先発の左腕モンゴメリーが4回3安打1失点と好投し、五回以降は3人の継投でレイズ打線を無安打に抑えた。なお、レイズの筒香は2試合ぶりにスタメンを外れ、出場機会はなかった。

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