マー君 地区S先発へ「厳しいところ」攻める 9月死球で“因縁”も動じず

 「ア・リーグ地区シリーズ・第2戦、レイズ7-5ヤンキース」(6日、サンディエゴ)

 サンディエゴなどで地区シリーズ(5回戦制)が行われ、第2戦のア・リーグはレイズ(東地区1位)がヤンキース(東地区2位)に7-5で勝ち、1勝1敗とした。筒香嘉智外野手(28)は四回に代打で同シリーズ初出場も左飛に終わった。アストロズ(西地区2位)はアスレチックス(西地区1位)を5-2で破り、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出にあと1勝とした。

 ナ・リーグは第1戦で、ドジャース(西地区1位)がパドレス(西地区2位)に5-1で先勝。ブレーブス(東地区1位)はマーリンズ(東地区2位)に9-5で白星発進した。

 1勝1敗で迎えるレイズとの地区シリーズ第3戦。勝てばリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかける大事な試合を前にしてヤンキースの田中将大投手は「しっかりと自分自身のバランスでゲームに入ってプランに沿っていい投球ができたら」と落ち着いた表情で言った。

 前回登板、9月30日のインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦は悪天候の初回に4失点するなど、五回途中でプレーオフ自己最多の6失点。6日間の調整では昨季まで採用していたノーワインドアップで投球練習を行い「手応えを感じている」と、復調に自信を見せた。

 レイズとは9月1日の対戦で今季初勝利。試合後に敵将キャッシュ監督が初回の死球を「故意だ」と“因縁”を付けてきたが、田中は「投手として厳しいところに投げていかないといけない」と動じる様子はない。

 戦いの舞台、サンディエゴ・ペトコパークに立つのは09年WBCで連覇を経験して以来、11年ぶり。侍ジャパンの一員として歓喜した思い出の地で田中が力強く腕を振る。

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