筒香、好機に代打で97メートル大飛球 チームは4本塁打で1勝1敗

 「ア・リーグ地区シリーズ・第2戦、レイズ7-5ヤンキース」(6日、サンディエゴ)

 レイズの筒香嘉智内野手(28)は1点リードの四回2死一、二塁の好機に代打で途中出場し、左飛だった。守備には就かなかった。チームは勝ってシリーズを1勝1敗とした。明日7日(日本時間8日)のシリーズ第3戦はヤンキースの田中将大投手(31)が先発。プレーオフの舞台で日本人対決が実現するか注目される。

 9月29日のブルージェイズとのワイルドカードシリーズ第1戦に出場した後は3試合連続でベンチスタートとなった筒香。出番は四回2死一、二塁の場面。ヤンキースの3番手オッタビーノに対し、代打で起用された背番号「25」はカウント1-2と追い込まれた後、外寄り高めの154キロシンカーを振り抜くと高々と上がった打球は左翼ポール近く、アンツーカーまで達したが、左翼手がバランスを崩しながらグラブに収めた。1週間ぶりの打席は球速156キロ、飛距離97メートルの大飛球だったが、好機を生かせず、五回表の守備には就くことなく、交代した。

 今季の筒香はレギュラーシーズン60試合のうち51試合に出場し、打率・197(157打数31安打27四死球)、8本塁打、24打点、出塁率・314。ポストシーズンはワイルドカードシリーズ第1戦の後はスタメンからはずれており、キャッシュ監督はワイルドカードシリーズ第2戦で右打ちの外野手アロザレナを、前日5日のヤンキースとのシリーズ第1戦では右打ちの内野手ディアズを指名打者で起用。この日は、ヤンキースの21歳右腕ガルシアに対し、前日の試合で左わき腹痛から戦列復帰したばかりのメドウズをDHに置いた。

 試合は、レイズが初回にヤンキースのPO史上最年少となる21歳140日で先発したガルシアから3番アロザレナが先制ソロ、1-1の二回には9番ズニーノが勝ち越し2ランを放つなど、計4本塁打で突き放して逃げ切った。

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