大谷翔平、逆転機生かせず 4打数無安打1四球2三振で打率・188

 「ドジャース7-6エンゼルス」(26日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン出場し、4打数無安打1四球、2三振。打率を・188とした。チームは一度は逆転に成功したが、再逆転されて2連敗を喫した。

 前日の敗戦でプレーオフ進出を逃したエンゼルスはこの日、トラウトとレンドンの3、4番コンビに休養を与えたため、角飛車抜きの打線で臨んだ。5日以来となる4番に起用された大谷は3点を追う二回の第1打席で右腕ゴンソリンと初対決。カウント1-2から外角低めの135キロスプリットに空振り三振を喫した。

 4-3と逆転に成功した直後の三回の打席は左飛。カウント2-1からやや内寄りの153キロ直球に差し込まれた打球はアンツーカーで失速した。

 ゴンソリンと3度目の対決となった六回は初球のスプリットを空振りした後、2球連続ボールでカウント2-1。4球目の内角低めのスプリットを空振りし、ボール一つを挟んでフルカウントとしたが、、最後は見送った内寄り151キロ直球をストライクと判定されて2つ目の三振を記録した。

 4-6の八回1死の第4打席は3番手左腕ウッドから四球を選んで出塁。しかし、後続が倒れて反撃にはつながらなかった。

 1点差に詰め寄った九回2死一、三塁の絶好機は4番手左腕コラレクに投ゴロ。3球連続ボールの後、内角高めの速球を見送り、一塁へ歩きかけたが、判定はストライク。カウント3-1から5球目を鋭く振り抜いたがワンバウンドの打球は投手の正面だった。大谷は逆転機を生かせず、最後の打者となった。

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