大谷翔平、目立つゴロ打球 指揮官「タイミングが少し早い」

 「エンゼルス3-8ドジャース」(16日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は「5番・指名打者」で出場し、4打数1安打1得点だった。二回に右前打を放ち、先制のホームを踏んだが、その後の3打席はゴロアウトで打率は・203(64打数13安打6四球)。チームは2試合連続逆転負けで今季初の4連敗を喫した。

 右腕故障から復帰した6日以降、10戦連続スタメン出場の大谷は二回の第1打席で初対決の22歳右腕メイの158キロシンカーをライナーで右前打。後続の適時打で先制のホームを踏んだ。

 しかし、2打席目以降は抑え込まれた。2-7の四回はカウント1-2から5球目、外角146キロチェンジアップを打って三ゴロ。2-8の六回は3番手左腕アレクサンダーの151キロシンカーに二ゴロ。3-8の八回1死一塁の第4打席は4番手右腕サンタナの外角低め143キロチェンジアップを打って三ゴロ。2つの三ゴロはいずれもシフトを敷いて二塁ベースの右側を守った三塁手の正面への打球だった。

 大谷は9~11日に3戦連続マルチ安打を記録して復調したかに見えたが、12日以降の4試合は打率・133(15打数2安打1四球)と精彩を欠き、チームも連敗。特にドジャースとの3連戦は凡退した10打席のうち8打席がゴロアウト。調子のバロメータでもある角度のついた力強い打球が出なかった。

 10日以降、6試合連続で大谷を5番に固定しているマドン監督は「タイミングとメカニックも関係している。ボールに対して少し早い。コーチたちはもう少しボールを待つように言っている」と指摘。「よくなっていくだろう。私のオフィスから打撃ケージが見えるが、彼ほどハードに取り組んでいる選手はいない。このまま継続していけば、突如として結果はついてくるだろう」と変わらぬ信頼を口にした。

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