大谷翔平の開幕戦は5の1 10回タイブレークに走塁死 その裏にサヨナラ負け

アスレチックス戦の1回、中前打を放つエンゼルス・大谷=オークランド(ゲッティ=共同)
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 「アスレチックス7-3エンゼルス」(24日、オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手が、開幕戦に3番・指名打者で出場。5打数1安打に終わり、チームも延長十回サヨナラ負けを喫した。

 十回は新型コロナウイルスの影響による特別ルール・タイブレークで、無死二塁から開始。エンゼルスの攻撃では前の回の最終打者だった大谷が二塁走者として登場した。

 次打者ウォルシュの一ゴロで三進を狙ったが、一塁手は三塁へ送球。大谷は二、三塁間での挟殺プレーでアウトになった。その後、2死満塁までチャンスは拡大したが、無得点に終わった。

 その裏1死満塁で、エンゼルスは外野手ひとりを内野に守らせ、「内野5人」のシフトを敷いたが、サヨナラ満塁本塁打を浴びて試合終了となった。

 大谷は初回の第1打席で右腕モンタスの154キロをはじき返し、中前打。好発進に、塁上では思わず笑みがにじんだ。だが、その後は遊ゴロ、遊ゴロ、左飛。同点の九回は2死一、二塁からトラウト敬遠で大谷勝負を選択され、2死満塁から空振り三振に倒れた。

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