ヤンキースの田中将大投手（３１）は１４日（日本時間１５日）、キャンプ再開後初めてリモート取材に応じ、４日の練習中に頭部に打球を受けた後の自身の体調について「今のところ全てがうまくいっている。慎重にならなければいけないですけど、自分にとっては明るいニュースだと思います」などと話した。

　田中が実戦形式の投球練習で１１２マイル（約１８０・２キロ）の弾丸ライナーを頭部に受けた衝撃映像は大リーグ公式サイトに投稿されるなどしてＳＮＳで拡散された。米メディアから映像を見た回数を問われた右腕は満面笑みで「たくさん」と返答。「ピッチャー返しが投手の顔や頭に当たったり、デッドボールで（打者の）頭に当たったりとか、そういう人（他の選手）のものは見れないですけど、不思議と自分が当たった瞬間の映像は何回でも見れる。なんでなのか分からないですけど、人のやつは怖くて見れないですね、自分のは大丈夫」と言って笑った。