「二刀流スターと監督は結果を心配せず」米メディアが大谷の“8四球”紅白戦を速報

紅白戦に登板した大谷(Angels Baseball提供)
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 エンゼルスの大谷翔平選手(26)は7日(日本時間8日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われた紅白戦に先発登板し、球数重視の特別ルールで3イニング、50球を投げた。米スポーツ専門局ESPN(電子版)はAP通信の記事を引用し、「ショウヘイ・オオタニは50球で8人(実際は7人)を歩かせる」との見出しで四球を連発した右腕の様子を伝えた。

 大谷にとっては18年10月に受けた右肘の手術後初、同年9月2日のアストロズ戦以来となった実戦のマウンド。AP通信は大谷の投球を「コントロールに苦しみ、約50球で8人の打者を歩かせた」と記述する一方で降板後の会見で同選手が次回の登板について「きょうも全球種投げたので、球種を含めてしっかり投げれればいいんじゃないかなと思います」と語ったこと、ブルペンでの投球練習との違いや味方打者への投げづらさがあったことなどを伝えた。

 マドン監督は試合後の会見で「投球のリズムがよくなかったし、明らかにキレがなかった」としっかり指摘。大谷が1年目のキャンプで結果を出せずに酷評されながら新人王を獲得する活躍した経緯を踏まえて「2年前もこんな感じだったと聞いていので心配や驚きは全くない」とも発言。記事中では「トミー・ジョン手術から復帰するにあたり重要な日となったこの日の結果について二刀流スターとジョー・マドンはあまり心配していなかった」とした。

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