エンゼルスの大谷翔平選手（２６）が７日（日本時間８日）に本拠地エンゼルスタジアムで行われる紅白戦に登板することが５日（同６日）、球団から発表された。１８年１０月に右肘手術を受けた大谷が実戦のマウンドに立つのは同年９月２日のアストロズ戦以来、６７４日ぶり。３イニングを投げる予定。

　大谷は前日のリモート会見で実戦登板について「最初から１００（全力）でいきますけど、どういう反応で（体に）返ってくるのかなっていう不安はある」と発言。現在はけが再発を防止する投球フォームに取り組んでいることを明かし、「（フォームを）よりシンプルにはしたい。それが試合のレベルで力んだりするとできなくなったりするので、よりシンプルに投げたいなと常に思ってます」と話していた。

　昨季の大谷は右肘手術のリハビリのため、打者に専念。メジャー３年目の今季は５月中旬に投手復帰を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で開幕が今月２３日までずれ込んだため、シーズン始まりから先発陣の柱と打線の中軸の二刀流を期待されている。