ブレーブスのF・ヘルナンデス、コロナ感染懸念し不参加表明 マリナーズで169勝

 昨季まで所属したマリナーズで通算169勝を挙げているブレーブスのフェリックス・ヘルナンデス投手(34)は4日(日本時間5日)、新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、代理人を通じて今季不参加を表明した。

 ヘルナンデスは昨季までマリナーズに15年間在籍し、エースとして通算169勝をマーク。10年にはサイ・ヤング賞を獲得した。最多勝1回、球宴6回、最優秀防御率2回。昨季はけがに苦しみ、わずか1勝しか挙げることができず、チームの構想から外れてFAに。1月にブレーブスとマイナー契約を結び、メジャー登録60人枠に入り、夏季キャンプに参加する予定だった。

 新天地でのベテラン右腕の復活に注目が集まっていたが、同投手の代理人を務めるポリドア氏がツイッターで「フェリックス・ヘルナンデスはCOVID-19の感染を懸念しており、2020年シーズンはプレーしない」とつづった。

 大リーグ公式サイトによると、ブレーブスのスニトカー監督(64)はこの日、昨季38本塁打、121打点をマークした主砲のフレディ・フリーマン内野手(30)、ベテラン中継ぎのウィル・スミス(30)、トゥーキー・トゥーサーント(24)両投手、ピート・コズマ内野手(32)の4人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、エリック・ヤング一塁コーチが今季は不参加の意思を示したことを発表したという。

 大リーグでは今季の出場拒否権の行使を認めており、この日はドジャースのデービッド・プライス投手(34)もSNSで出場拒否を公表した。

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