164キロ剛腕クラセ、禁止薬物で80試合出場停止 コロナ禍で開幕延期

 米大リーグ機構MLBは1日(日本時間2日)、インディアンスのエマニュエル・クラセ投手(22歳)が禁止薬物ボルデノンの陽性反応を示したため、80試合の出場停止処分を科したと発表した。

 ドミニカ共和国出身のクラセは最速102マイル(約164キロ)を誇る中継ぎ右腕。昨年8月にレンジャーズでメジャーデビューし、21登板で2勝3敗1S、防御率2・31の成績を残した。昨年12月にクルバーとの交換でインディアンスへ移籍した。

 米メディアによると、新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れている今季の試合数が80試合以下の場合、残り試合は来季に繰り越されるという。

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