ブルージェイズ山口 メジャー1年目へ思い 開幕延期に「難しさはある」

 米大リーグ、ブルージェイズの山口俊投手(32)が27日までに電話取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期されているメジャー1年目に向けた思いを語った。

  ◇  ◇

 -キャンプ地フロリダ州から3月25日に日本に帰国した。

 「家族がカナダにいて入国できるのであれば(チームの本拠地の)カナダに行こうと思っていた。僕の入国が難しくなっていたので、家族と戻る選択をした」

 -今、投げる練習は。

 「その時その時で場所を探しながらやっている。10割の投球まではいかないけど、傾斜を使うことはできている。投げることに関しては落とさないことが一番なので、継続してキャッチボールは強い強度でやっている」

 -フィジカル面は。

 「ジムは何かあったら嫌だし、閉鎖されているので難しい。ほとんど自負荷のトレーニングやチューブで代用しながらという感じ」

 -中止前のオープン戦は4試合で防御率9・00だった。感じた課題は。

 「投げる間合いというか、ために対してやっぱり違ったなと思った部分が多かった。自分のイメージの中で微調整している」

 -公式戦はキャンプ地で無観客開催する案がある。

 「(開幕が)見えないので、どれくらいの強度で、どれくらいの調整でという難しさはある。野球をすることによって、ファンの方たちがテレビで見られるだけでも多少のストレス発散になるのであれば、僕はやるべきだと思う」

 -料理が趣味。

 「シーズン中はなかなかできない。今は時間がある中でストレス発散ではないけど、いい気持ちの切り替えになる」

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