元阪神ジョンソン、1回2奪三振で4試合連続無失点 実況は感嘆「素晴らしいイニング」

 「オープン戦、パドレス7-9ロイヤルズ」(4日、アリゾナ・ピオリア)

 昨季は阪神のセットアッパーとして活躍したパドレスのピアース・ジョンソン投手(28)が3-6の五回に5番手で登板し、1回無安打無失点、2奪三振。オープン戦初登板から4試合連続無失点とした。

 3点を追う五回。ジョンソンがマウンドに上がると、地元中継局の実況が言った。

 「去年は日本の阪神タイガースでプレーし、セントラル・リーグのリリーフ投手で2位の防御率1・38でした」。

 阪神には1年しか所属しなかったが、58登板で2勝3敗、防御率1・38、40ホールド。58回1/3を投げて91奪三振。オールスター戦に選出され、チームのプレーオフ進出にも大きく貢献した。

 オープン戦はここまで3試合に投げて無失点。この日は先頭打者を右飛に討ち取ると、続く打者にはフルカウントからバックドアのカーブを外角高めに決めて見逃し三振。最後は最速156キロの直球を3球連続投じて、再び、見逃し三振。捕手が高めに構えたミットにピンポイントで投げ込む抜群のコントロールを披露した。

 実況は投球間に「日本では224人と対戦して被本塁打は2本だけでした」とのデータを紹介。三者凡退でマウンドを降りるジョンソンに「素晴らしいイニングでした」と感嘆の声を上げた。

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