大谷翔平、魅せた!最多柵越え13本 下半身意識して145メートル弾 打撃コーチ絶賛「ベスト」
「エンゼルス春季キャンプ」(3日、アリゾナ・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手(25)はインディアンスとのオープン戦には出場せず、チーム練習に参加。フリー打撃では36スイングで高さ約8メートルのバックスクリーンを越える推定145メートル弾など、今キャンプ最多の13本の柵越えを放った。
大谷はここまでオープン戦4試合に出場し、打率・125(8打数1安打)、0本塁打、1打点。10打席で2四死球、6三振。見逃しストライクの数が多く、打撃フォームの確立と並行してストライクゾーンの対応が課題とされている。
実戦のうっぷんを晴らすかのようにこの日のフリー打撃で鮮やかなアーチを何本も架けた。最初の6スイングで体をほぐすと、7スイング目から右、中、右へ3本連続で柵越えを放つ。さらに20スイング目から再び、3連続アーチだ。
圧巻だったのは29スイング目からの最後の7振りだ。まずはセンターにそびえる高さ約8メートルのバックスクリーンを越えて行く推定145メートル弾でチームメイトを驚かせると、その後も2本のフェンスオーバー、最後を右翼フェンスの向こうに立つ約15メートルのヤシの木の最高部を直撃する一発で締めた。
この日は自らのバットを使ってスタンスの幅を入念にチェック。ノーステップ打法でテークバック時には右膝を大きく内側に入れ、体重移動を大きくするなど、下半身の動きを意識したスイングを繰り返した。
昨年9月に左膝を手術。術後初のフリー打撃は2月13日だった。この日は36スイングでゴロ打球はわずか1。ポップアップフライになる打ち損じもあったが、バックスピンがかかった打球やラインドライブの打球が多かった。柵越え13本と柵越え率・361はいずれも今キャンプ最多。ケージの外から大谷のスイングを見守ったリード打撃コーチは「スプリングトレーニングでは他の選手がそうであるように毎日、何かに取り組んでいる。今日の打撃はここまで見てきた中でベスト。いい打球だった」と話した。



