大谷翔平、全27球振らずに“3三振1四球” 打席内で投球確認

 「エンゼルス春季キャンプ」(18日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が今キャンプ初めて打席内で味方投手の投球を体感する「ライブBP」を行った。メジャー77勝右腕テラーンら3投手に対し、4打席、全27球を見送って軌道を確かめた。

 フェースガード付きのヘルメットをかぶり、右すねと右肘、右手甲に防具を装着して打席に入った。対戦相手はオフにブレーブスからFA移籍し、先発の柱として期待されているテラーン。マウンド後方に立つコーチが球審を務めた。大谷は5球連続見送ってフルカウントになった後、外角球を見送って三振。捕手のミットに収まる球の軌道を確認してうなずいた。2打席目以降はマイナー3A右腕2人に四球、見送り三振、見送り三振だった。

 「ライブBP」は投手主体の練習。打者はスイングしてもかまわないが、大谷は目を慣らすことを優先した。昨季まではノーステップ打法だったが、今キャンプではスタンスを昨季よりも狭くし、グリップの位置は顔に近く、右足を上げてから踏み込む新フォームを試している。この日はストライクの球には打つ姿勢を見せつつ、27球すべてを見送った。

 この日は今キャンプ初めてベースランニングもこなした。18年10月に右肘手術を受けたため、打者に専念した昨季は出塁時には右肘を守るスチール製の器具を装着したが、この日は黒のサポーターだけだった。昨年9月の左膝手術から5カ月が経過。すでに芝の上を全力疾走しており、問題なく走塁メニューをこなした。

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