ドジャース、レッドソックスからベッツとプライス獲得合意 マエケンのツインズ移籍交渉は継続中 現地報道
米大リーグ、ドジャースがレッドソックスとのトレードでムーキー・ベッツ外野手(27)とデービッド・プライス投手(34)を獲得することで合意した、と9日(日本時間10日)、大リーグ公式サイトなど、複数の米メディアが伝えた。ドジャースからはアレックス・バーデューゴ外野手(23)、マイナー有望株のジーター・ダウンズ内野手(21)ら3人が移籍するという。
ベッツは18年MVP&首位打者でワールドチャンピオンにも貢献したメジャー屈指の外野手。プライスはメジャー通算150勝の左腕で12年にサイ・ヤング賞を獲得している。
複数の米メディアが4日(同5日)に報じたところによると、当初はツインズを含む三角トレードを模索していたが、レッドソックスが獲得候補に挙げていたツインズの若手有望株ブラスダー・グラテロル投手(19)の故障歴を問題視。さらなる若手有望株を要求したところ、ツインズ側が難色を示し、交渉は決裂したという。
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、三角トレードでドジャースからツインズで移籍する予定だった前田健太投手(31)は、今後、2チーム間のトレードでグラテロルとの1対1、もしくはグラテロルを含む複数選手と交換する交渉は継続しているという。