米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティングは１０日（日本時間１１日）、サンディエゴで２日目を迎え、西武から海外ＦＡ権を行使した秋山翔吾外野手（３１）が会場のホテルに入った。獲得調査を行っている球団との面談を実施するためとみられる。

　９日に米国入りした秋山には、ダイヤモンドバックス、カブスなど複数球団が関心を示しているもようだ。ダイヤモンドバックスのロブロ監督は記者会見し「外野の空きを埋めようとしている」と補強ポイントを挙げ、筒香や秋山の名前こそ出さなかったが「外国人の市場で何人かエキサイティングな選手は知っている」と興味があることをうかがわせた。

　秋山は１１月３０日に行われた西武のファン感謝イベントで「最高峰と言われる舞台で戦いたいという思いが強くなり、海外で勝負したいと思うようになりました」とあいさつ。憧れの舞台に立つために一歩ずつ前進している。