元NPB助っ人が続々メジャー球団入閣 元阪神クールボー氏はホ軍打撃コーチ補佐に

 米大リーグ・ホワイトソックスは12日(日本時間13日)、元阪神のスコット・クールボー氏(53)が打撃コーチ補佐に就任したと発表した。また、ジャイアンツは同日、元巨人のゲーブ・キャプラー氏(44)が監督に就任したと発表した。

 クールボー氏は94年に来日し、95年途中まで阪神でプレー。通算175試合、打率・261、24本塁打、93打点、出塁率・343を残した。帰国後はメジャー再昇格の夢はかなわず、98年には韓国・現代でもプレー。99年を最後に現役引退し、指導者の道へ進んだ。レンジャーズやオリオールズの打撃コーチを歴任。昨季はドジャース傘下3Aオクラホマシティーの打撃コーチを務めており、来季は2年ぶりの“メジャー復帰”となる。

 キャプラー氏はレンジャーズ時代の01年に17本塁打&72打点をマークするなど、鳴り物入りで05年に巨人に入団。しかし、不振とけがにより7月に退団し、38試合で打率・153、3本塁打、6打点の成績を残して日本を去った。

 米球界復帰後はレッドソックスやレイズでプレー。11年開幕前にドジャースから戦力外通告を受け、14年に同球団のフロント入り。昨季はフィリーズの監督を務め、優勝候補として注目を集めたが、80勝82敗で地区3位に終わり、わずか1年で解任された。

 ジャイアンツのザイーディGMは、ドジャースのGM時代にキャプラー氏をフロント入りさせるなど、その才能を高く評価。キャプラー氏はジャイアンツの新監督最有力候補に挙がっていた。

 今オフはその他にもパドレスの監督を解任された元日本ハムのアンディ・グリーン氏がカブスのベンチコーチに就任。今季はジャイアンツのベンチコーチだった元ヤクルトのミューレン氏はマーリンズのベンチコーチ就任が濃厚と伝えられている。また、元阪神のエディ・ペレス氏がメッツの監督候補に挙がった。

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