イチロー氏「自分なりに頑張ってきてよかった」球団特別表彰でしみじみ

 試合前のベンチでインタビューに応じるイチロー氏(左)。客席の至る所にメッセージが躍った。(撮影・小林信行)
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 「マリナーズ-ホワイトソックス」(14日、シアトル)

 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(45)が14日(日本時間15日)、球団に大きく貢献し、多大な功績を残した人物に贈られる「フランチャイズ・アチーブメント・アワード」を受賞し、試合前のフィールドで行われたセレモニーで5分間の英語によるスピーチを行った。

 「とても緊張しています」の第一声で始まったスピーチでは、01年の入団時の気持ちや球団、地元ファン、家族への感謝を言葉にしたイチロー氏。英語でのメッセージは大きな挑戦だったようで「当初はなかなかスピーチはここでは難しいなと思っていたんですけど、球団の人たちからそういう話があったので、オーナー、ジェリー(・ディポトGM)もそうでしたけど、それは彼らにとっても大切なことなんだろうなということは伝わってきたので、じゃあ、頑張ってみようかな、と」と決断までの心の変化を語った。

 3月21日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕シリーズ第2戦終了後に現役引退を表明。しかし、ここまでの6カ月間、地元ファンに向けて公には引退報告をしていなかったイチロー氏は「日本で僕、引退しましたから、白いユニホームを着てシアトルのファンの前に出られなかったですから、その姿を見せて、最後きっちり形を。僕からこれをお願いすることはできないので、球団からそれをいただいた機会ですから、それに応えたい、ということですね」と話した。

 式典にはスタントン球団オーナーをはじめ、ディポトGMら球団幹部のほか、元同僚で殿堂入りを果たしているグリフィー、マルティネス両氏らも祝福に駆け付けた。マリナーズの選手らが一塁ベンチから出て自身の背後から見守ってくれたことに「人の思いはやっぱりいいな、と改めて思いましたね」と語った。

 また、19年のメジャー生活をへてこの日を迎えたことには「何が欠けても、『今日』はない。なんだってそうじゃないですか。東京ドームの最後も何が欠けてもあれは起きなかったというふうに考えると、やっぱり自分なりに頑張ってきてよかったな、ということですよね。それしか、何が起こるか分からないですから。5年半のニューヨークとマイアミの時間も含めて、それも含めて、今日なんだ、と思うんですよね。だからこれをやっておけばよかったということは、僕にはないので、会見でもいいましたけど、そうしてきてよかったなと思います」としみじみ言った。

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