大谷、スプリット解禁へ!オースマス監督「全球種始める」 試合は4戦ぶり無安打
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「エンゼルス2-6インディアンス」(9日、アナハイム)
来季の二刀流復活を目指すエンゼルスの大谷翔平投手(25)が9日、8日ぶりのキャッチボールを行った。インディアンス戦開始3時間半前のフィールドで水原通訳を相手に約70球。距離は最長25メートル。強度を抑え、終始リラックスした表情でバランスや腕の軌道を確認しながら投げた。
術後はブルペンで14度投げている。すでにスプリット以外の球種を投げているが、オースマス監督は「近いうちに」と宝刀の解禁を示唆。「全球種を使ったアップ・アンド・ダウン(1イニングの球数を想定して、休憩を挟みながら投球)を始める」と明かした。
この日の試合には「3番・DH」で出場したが、先発右腕ビーバーに2三振を喫するなど4試合ぶりのノーヒット。今季2試合で大谷を7打数無安打4三振と完封している右腕は、5球連続カーブで三振に斬った三回の打席を振り返り「速球に強い選手だから、体勢を崩すことを考えた。運がよかった」とにこやかに話した。