大谷、八回の打席は空振り三振 自身2度目のサイクルまで三塁打残す

 ホワイトソックス戦の1回、左翼線に先制2点二塁打を放つエンゼルス・大谷=シカゴ(共同)
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 「ホワイトソックス-エンゼルス」(7日、シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が「4番・指名打者」で出場し、四回までの3打席で二塁打、本塁打、右前打を記録。日本人大リーガー初となるサイクル安打を記録した6月13日のレイズ戦に続く、2度目の偉業に王手をかけて臨んだ六回と八回の打席はそれぞれ投直、空振り三振だった。

 昨年9月29日のアスレチックス戦以来の4番起用。大谷は初回1死一、二塁の好機に初球、内寄りカーブを左翼線へ鋭くはじき返し、2点適時二塁打で先制点を挙げた。中継ミスで自身は三塁まで進んだ。

 2-2の三回無死一、三塁の絶好機は17号3ラン。1ボールから外角高めの154キロ直球を左翼席へ運び、8月18日の同カード以来、15戦58打席ぶりの一発。2戦連続、34度目となるマルチ安打でメジャー自己新の5打点とした。

 7-2の四回は2番手右腕から右前打。カウント1-1から外寄りスライダーをライト前へはじき返し、次打者の2球目に今季12盗塁目となる二盗に成功した。怒とうの3打席連続安打で8月20日のレンジャーズ戦以来、今季9度目の1試合3安打以上を記録した。

 サイクル安打に王手をかけて臨んだ六回1死走者なしの打席は投直。4番手右腕ルイーズの初球154キロ直球をファウルにした後、外角142キロチェンジアップを捉えたが、投手左側へのライナー性の打球を好捕され、フィールド上で悔しさをあらわにした。

 1点リードの八回1死一塁の打席は5番手右腕マーシャルに空振り三振。初球、151キロ直球の内角ストライクを見送った後、外角153キロをファウルにして追い込まれる。ボール、ファウルの後の5球目、外角低めの沈む143キロチェンジアップにバットは大きな弧を描いた。

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