36歳バーランダー、120球の力投で3度目ノーノー 自身8年ぶり、史上6人目の偉業

 「ブルージェイズ0-2アストロズ」(1日、トロント)

 アストロズのエース、ジャスティン・バーランダー投手(36)が自身3度目のノーヒットノーランを達成した。若手有望株が並ぶ打線を相手に9回、120球を投げて14奪三振。1四球の準完全試合だった。

 同投手はタイガース時代の11年にも同じ敵地でのブルージェイズ戦でノーヒットノーランを達成しており、大リーグ公式サイトによると、同一球団を相手に複数回の偉業は史上3人目で、同じ敵地でのそれは史上初。1投手による3度の無安打無得点試合は過去に7度のノーラン・ライアンを筆頭にサンディ・コーファックス(4度)、ボブ・フェラー(3度)、ラリー・コーコラン(3度)、サイ・ヤング(3度)の5人が記録している。

 アストロズは8月3日のマリナーズ戦で4投手によるノーヒットノーランを記録しており、シーズン2度目となる。

 今季のバーランダーはここまで29試合に先発し、17勝5敗、防御率2・56。193イニングを投げて257三振を奪っている。メジャー通算成績は221勝128敗、防御率3・34。MVP1回、サイ・ヤング賞1回、最多勝2回、最優秀防御率1回、最多奪三振5回。

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