大谷、9戦ぶり8度目猛打賞 八回にヘルメット飛ばし、技あり適時二塁打

レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合の8回、右翼線に適時二塁打を放つエンゼルス・大谷=アーリントン(共同)
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「レンジャーズ-エンゼルス」(20日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(25)はダブルヘッダー第2戦に「3番・指名打者」で出場し、9試合(代打1試合)ぶり今季8度目の1試合3安打以上を記録した。

 メジャー初登板の左腕バークに対し、初回の打席は遊ゴロ。カウント2-2から外角150キロ速球を二塁ベースの右へ打ち返したが、内野陣全体右へ寄るシフトを敷いた野手の正面だった。

 四回は快足を生かして三塁内野安打。カウント2-2から見逃せばボールの高め150キロ速球を二塁ベースの左へはじき返し、3試合連続となる内野安打を記録した。自己記録を更新する11試合連続安打とした。

 2点を追う六回2死走者なしの第3打席は中前打。2ボールから外角148キロをバットの先で二遊間を破る打球を放った。この日を含む11試合で8度目のマルチ安打となった。

 なおも2点ビハインド八回2死一塁の打席は3番手右腕ケリーから右翼線適時二塁打。カウント2-2から5球目、ひざ下に落ちる内角低めのスライダーを巧みなバットコントロールでヘルメットを飛ばしながら捉え、一走フレッチャーをホームへ迎え入れた。

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