大谷マルチ安打!追加点の起点に 最近5試合は打率・435

 「エンゼルス7-4パイレーツ」(14日、アナハイム)

 どちらに勝敗が転ぶか分からない4-3の八回、エンゼルスの大谷翔平投手(25)が貴重な追加点の起点となった。先頭打者として中前へこの日2安打目を運ぶと、プホルスの適時打で生還した。

 異なるリーグで対戦機会の少ない救援右腕ハートライブには「真っすぐの速い投手だし、甘い球をしっかり打たないと厳しい」と感じていた。初球の内角低めへの97マイル(約156キロ)は決して甘くはなかったが、バットを鋭く振り抜く。球足の速い打球があっという間に中前に届いた。

 最近5試合は打率4割3分5厘と当たっている。「無理に厳しいコースを打ちにいく必要はない」との考えが実践できているからだ。

 中前打の打球速度は、この日の全打者最速の約110マイルだった。一回の右前打も約105マイル。「上がってくれれば本塁打になる確率が高くなる」。あとは角度さえ付けば、7月27日の15号を最後に遠ざかっているアーチも生まれそうだ。

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