大谷 九回幸運の決勝打!際どいボール判定直後の「甘い球」をガツン!

 打撃練習で柵越えを連発し敵地ファンから歓声を受けた大谷
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 「アスレチックス4-6エンゼルス」(28日、オークランド)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(24)はアスレチックス戦に「3番・指名打者」で出場し、九回に決勝適時打を放つなど、5打数2安打2打点。11試合ぶり5度目のマルチ安打で打率を・239とした。この日から球宴(7月9日・クリーブランド)の、ファン投票の受け付けが始まり大谷はア・リーグの指名打者で2年連続の候補入りを果たした。初出場へ向け、調子を上げていく。

 敵地を沈黙させた決勝打。「前の打席もチャンスで打ててなかったですし、打ちたいなという気持ちだけでヒットゾーンに落ちてくれた」。大谷が見せた勝利への執念だった。

 同点の九回だ。2死二、三塁。カウント1-2から見送った外角いっぱいのカーブがボールと判定された。「ラッキーだった」。相手投手が怒りをあらわにするほど際どい判定。5球目、ほぼ真ん中の150キロ直球を逃さなかった。右前打で2人の走者をかえした。

 「最後に甘い球が来た。全体的に運がよかったという打席だった」

 全力疾走でもぎ取った二回の一塁内野安打と合わせ、11試合ぶりのマルチ安打。18日のロイヤルズ戦で右越え2号を放った後は打率・167と精彩を欠くが、「そこは技術がなかったり、単に野球があまりうまくないというところ」と大谷。右方向へのゴロが目立つのは「(球の)上を叩いている。(捉える)ポイントがちょっと前になってしまっている」と解説した。

 この日からオールスターゲームのファン投票が始まった。試行錯誤を重ねる大リーグ唯一の日本人野手は言う。「できる技術を増やしていければ、もっと成長していけば、数字もついてきます」右肘手術から復帰してまだ18試合。メジャーファンの心をつかむ快進撃はこれからだ。

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