復帰の大谷に敵地からブーイングと拍手 初打席は見逃し三振 豪快な空振りも披露

タイガース戦の1回、スイングした際にヘルメットが脱げたエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
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 「タイガース-エンゼルス」(7日、デトロイト)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)がタイガース戦に「3番・指名打者」で復帰した。

 一回、1死一塁で巡ってきた第1打席。前打者のトラウトと同じように、敵地のファンからブーイングと拍手で迎えられた。

 タイガースの先発左腕・ノリスに対し、初球は高め143キロを見送りボール。2球目はスライダーを空振り、3球目は145キロの高め直球をフルスイングし、ファウルした。この際にはヘルメットが飛ぶほど、強く振りきった。

 4球目の低めスライダーを見極め、2-2。最後は外角高めのスライダーで見逃し三振に倒れた。

 昨年10月に右肘手術を受け、負傷者リスト入りしていた大谷の公式戦出場は昨季最終戦の18年9月30日以来、219日ぶり。

 昨年10月1日に右肘の靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、球団の方針により今季は打者に専念することが決まっている大谷。球団作成のリハビリ・プログラムに従い、術後およそ4カ月の今年2月に素振りを開始。日々の状態を確認しながらティー打撃や室内打撃練習など、段階を踏んで強度を上げて行った。

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