雄星「1年目から実力を示すことが大事」イチロー氏の言葉を胸に30日米デビュー

練習の合間にチームメートと談笑する菊池(撮影・小林信行)
2枚

 マリナーズの菊池雄星投手(27)の米国デビュー戦が29日(日本時間30日)に本拠地で行われるレッドソックス戦に決まった。スコット・サービス監督(51)が23日(同24日)、明らかにした。同投手は21日に東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕第2戦でメジャーデビューしており、中8日で自身2度目のマウンドに立つ。

 日本でのメジャー初登板は2点リードの五回2死一、二塁の場面で途中降板。球数は移籍後最多の91球に達し、勝利投手の権利まであとワンアウトの状況での交代だったが、菊池は「悔しさよりも充実感の方が強かったというのが正直(なところ)ですけどね、もちろん勝ち星は欲しかったですけど、(イチロー氏が引退した)特別な試合で自分のピッチングがある程度できたというのは自信にしていいのかなと思っています」と言い切る。

 この日はキャッチボールや投内連係などで調整した菊池は6日後の登板までに2度のブルペンに入る予定。「ある程度、体が張ってた方が投げやすいので」。中8日のマウンドは地元ファンの声援を受けて投げる。「イチローさんからも『1年目から結果を出して実力を示すことが大事だ』と言っていただきましたし、それを肝に銘じながら地元のファンのみなさまにも認めてもらえるようなピッチングをしたいと思います」と意気込みを口にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス