大谷「やり切った」 2年目のキャンプ打ち上げ
「エンゼルス春季キャンプ」(22日、テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が22日、アリゾナ州テンピで昨年10月に受けた右肘手術からのリハビリに専念したキャンプを終えた。「予定通り。できる範囲の中では、やり切ったんじゃないか」と順調さを強調した。
キャンプイン後に再開したキャッチボールは15メートルまで距離を伸ばせるようになった。打撃も素振りから順調に段階を上げてきた。他選手からは遅れているものの「そうなることは最初から分かっていた。分かっていることに対しては不安も焦りもない」と冷静に話した。
今季は投打の「二刀流」ではなく打者一本でプレーし、順調なら5月中に復帰する見通し。チームの開幕は28日だが「始まるなという気持ちはまだない」と言う。室内での練習が多かっただけに「そんなに日焼けしなかったかな」とも違いを表現した。
次はいつ屋外でフリー打撃を再開するかが焦点となる。「僕のキャンプはこれから始まる。それに向けてしっかり頑張りたい」と意気込んだ。