イチローがチーム最低打率・091 打撃コーチは理解「時間かかるのは仕方ない」

 「オープン戦、マリナーズ2-16インディアンス」(10日、ピオリア)

 マリナーズのイチロー外野手(45)は「8番・左翼」で出場し、2打数無安打2三振だった。5戦14打席連続無安打(四球含む)でオープン戦の打率は・091(22打数2安打2四球)。予定通り、六回の守備で交代した。

 2人の右腕に封じられた。二回1死二塁の好機は昨季17勝のカラスコにカウント1-2と追い込まれ、最後は内寄りスライダーに空振り三振。続く五回の打席は、2月27日の対戦で中飛に打ち取られた右腕プルコに対し、カウント2-2から高めに浮いた135キロのスライダーにバットは空を切った。

 この日でオープン戦10試合目の出場。24打席の内訳は安打2、四球2、三振7、ゴロアウト5、フライアウト8。打率・091はチームワースト(4試合以上出場)で、三振はすべて空振りなのは気になるところ。過去18年のオープン戦10試合の成績を見ても打率は自己ワースト(WBC出場の06、09年と、契約が遅れた昨季を除く)だが、08年は初戦から8戦26打席連続無安打、14年は打率1割台を経験しており、スロースターターなのは今年だけではない。

 「去年はほとんど試合に出ておらず、長い間、生きた球を見ていなかった。感覚を取り戻す時間が他の選手よりかかるのは仕方がないだろう」。

 そう話すのは、イチローの日々の打撃練習を観察しているレイカー打撃コーチだ。

 「打撃はタイミングがすべて。今の彼に必要なのはタイミングですね」。同コーチは3日の実戦形式の打撃練習でイチローが右前へ運んだラインドライブの打球を「あのスイングは非常によかった」と高く評価しながら、「ボールの内側をしっかり叩くこと。これまで実践し、成功してきたことを心掛けていけばいいと思う」と話した。

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