米大リーグ、エンゼルスは２３日（日本時間２４日）、今季から投打の二刀流に挑戦するケーレブ・カワート選手（２６）をタイガースから獲得し、メジャー４０人枠に入れたと発表した。チームには大谷のほか、今季から一塁手と中継ぎを兼任するウォルシュがおり、今キャンプに３人の二刀流選手が在籍することになった。

　１０年ドラフトでエンゼルスから１巡目で指名されたカワートは１５年にメジャーデビューし、通算成績は１６２試合、打率・１７７、６本塁打、３３打点。昨季は全内野と左翼、５つのポジションを守り、４７試合で打率・１３４、１本塁打、１０打点で大谷ともプレーした。マイナー３Ａでの成績は・２８７、６本塁打、４５打点だった。

　昨年１２月にエンゼルスを戦力外になり、マリナーズへ移籍した際には球団から二刀流挑戦が発表された。しかし、今年１月末に再び、戦力外となってタイガースへ。今キャンプでは投球練習で最速１５０キロを計時したと報じられていたが、三たび、チームの構想から外れ、わずか２カ月で古巣に復帰した。