マリナーズ雄星 アリゾナで初ブルペン「まだ5、6割」

 西武から米大リーグのマリナーズに移籍した菊池が5日(日本時間6日)、アリゾナ州ピオリアのキャンプ地で初めてブルペンに入った。変化球を織り交ぜながら29球を投じた。「まだ軽め。5、6割というところ」と話す一方で「気持ちよく投げられた」と納得した様子だった。

 日米の環境の違いについては「どれだけマウンドが硬いのかとかを一番気にしていたけど、日本と大きく変わらないのかな」と感覚を話した。途中でプレートから右足を着地させるまでの距離を6歩半に変えたが、力の入れ具合に応じて最終的には7歩程度に落ち着きそうだ。

 日本投手が苦労する球の滑りやすさについては「同じもの(メジャー公式球)を何度も投げていた。今のところはそんなに(変わらない)」と話す。「(球の)軌道がしっかりしていれば、力は勝手に入っていく。今日はとりあえず投げられたことで一歩前進かな」と1週間後となったキャンプインを見据えていた。

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