マリナーズ 雄星と契約合意正式発表 ディポトGM「すべてが第一の標的となる選手」

 マリナーズは2日、西武からポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指した菊池雄星投手(27)と4年契約で合意したと発表した。菊池は西武を通じ「本当にうれしく思います。これからは新天地での挑戦となりますが、西武で学んだことを忘れず活躍している姿をお見せできるように精進してまいります」とコメントした。

 大リーグ公式サイトなどによると、4年5600万ドル(約61億6000万円)が保障されており、球団オプションで最大7年1億900万ドル(約119億9000万円)になるという。西武には少なくとも約11億円、最大で約20億円の譲渡金が支払われる見込みだ。

 マリナーズは今オフ8件のトレードを成立させ、主力を次々に放出。チームの再建に着手する一方で、ディポトGMは日本球界屈指の左腕に熱烈ラブコールを送っていた。

 同GMは球団を通じ「彼の人柄、才能、経験、年齢、すべてが第一の標的となる選手だった。彼は現在、そして未来のマリナーズに衝撃を与える力をもったエキサイティングな若い投手です」と最大級の賛辞を贈った。

 マ軍には会長付特別補佐から選手復帰を予定しているイチローや、先発ローテを担い西武で同僚だったルブランが在籍。同じア・リーグ西地区のエンゼルスには大谷が所属し、花巻東の先輩後輩対決にも注目が集まる。

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