マリナーズ、今オフ7件目トレードで“日本人キラー”獲得 10日前獲得の主砲候補を放出

 米大リーグ、マリナーズは13日(日本時間14日)、インディアンスとレイズとの三角トレードを成立させ、インディアンスから一塁兼指名打者のエドウィン・エンカーナシオン(35)と来年のドラフト指名権を獲得したと発表した。

 マリナーズは日本人キラーとしても知られるメジャー通算380本塁打のエンカーナシオンを獲得したことでFAになった指名打者クルーズの穴埋めに成功。米メディアによると、レイズから500万ドル(約5億6千万円)の金銭を得て同選手の来季年俸2000万ドル(約22億7千万円)の一部にあてるという。

 マリナーズは10日前にフィリーズから主砲候補として獲得したサンタナを600万ドル(約6億8千万円)の金銭をつけてインディアンスへ放出。レイズはインディアンスにバウアーズ内野手を出し、ディアズ内野手とマイナー投手を得る。

 マリナーズにとって今オフだけで7件目となるトレード。ここまで主砲のカノと今季セーブ王のディアズをメッツへ放出するなど、のべ11人を移籍させ、解体&再建モードに入っている。

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