大谷、新人王は「率直に嬉しかった」 ライバルたちにも感謝「誰が受賞か分からない」

今シーズンを振り返るエンゼルス・大谷翔平=東京都千代田区の日本記者クラブ(撮影・堀内翔)
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 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が22日、都内の日本記者クラブで会見に臨んだ。17年ぶりの日本人新人王に輝いた心境について「率直に嬉しかった」と語り、一緒に新人王を争ったライバル達にも敬意を表した。

 新人王に輝いた心境を改めて聞かれた大谷は「率直に嬉しかったです」と語ると「自分が受賞するのか、誰が受賞するのか分からない状態だったので、投票してくれた記者の人、一年間応援してくれたファンなど、感謝するところはいっぱいある」とコメント。

 そして、同じく新人王を争ったライバルたちについても「同じリーグでプレーして、素晴らしい成績を残した選手がたくさんいる。リスペクトじゃないですけど、最終的な3人に選ばれただけでも嬉しかった。レベルの高いところでできて良かった」と、ハイレベルな中で競い合えたことを喜んでいた。

 今季を振り返り「いろいろあったが、1年間充実して楽しい1年だったと言えるのかな」と笑顔。手術し右肘の経過について「順調です。日常生活の1カ月は苦労したが、今は不自由することない。やって良かったし、リハビリの過程を踏めればと思います」とうなずいた。

 大谷は日本ハムからエンゼルスに移籍し、投打の二刀流で活躍。「10試合登板、20本塁打、10盗塁」を記録したのはメジャー史上初だった。今季のア・リーグ最優秀新人(新人王)に選出。日本選手では1995年の野茂英雄投手(ドジャース)2000年の佐々木主浩投手、01年のイチロー外野手(以上マリナーズ)以来、17年ぶり4人目の快挙となった。

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