MLB超新星への死球で一触即発 4戦連続先頭弾懸かる打席で初球157キロが左肘直撃

 「ブレーブス5-2マーリンズ」(15日、カンバーランド)

 ブレーブスの黄金ルーキー、ロナルド・アクーニャ外野手(20)への死球を巡って乱闘騒ぎに発展。2人が退場処分を受けた。

 フィールドにブーイングが渦巻いたのは初回だ。先頭で打席に入ったアクーニャへの初球、マーリンズの先発ウレーニャが投じた157キロツーシームが左肘を直撃した。アクーニャは打席の外で座り込み、痛みで顔をしかめて左腕を押さえ続けた。

 前日の試合でメジャー19年ぶりとなる3試合連続先頭打者弾、史上最年少の5試合連続本塁打を記録していたアクーニャ。4試合連続先頭弾、そして、球団新記録となる6試合連続本塁打が懸かった打席で最悪の事態に。球団の宝を傷つけられたブレーブスが黙っているはずがなかった。選手、首脳陣がフィールドになだれ込むと、マーリンズもそれに呼応。一瞬にして両軍ベンチ、ブルペンは空になり、フィールド上でにらみ合い、一触即発状態となった。

 アクーニャは4月25日にメジャーデビューを果たし、ここまで67試合に出場して打率・288、19本塁打、43打点。8月の14試合は打率・375、8本塁打、16打点。ナ・リーグ中地区首位を走るチームに大きく貢献している。

 大リーグ公式サイトによると、ウレーニャが投じた157キロは初球では自己最速だったという。次打者に備えて投球練習をする同投手を見て納得いかなかったのがブレーブスのスニトカー監督だ。同投手に向かって罵声を浴びせ、即退場を命じられた。その後、審判団が話し合い、ウレーニャの退場処分も決定。両軍ベンチに警告が出された。

 同サイトは、野球規則によるとアクーニャの連続記録は継続されると伝えた。

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