大谷、1安打1四球2得点 攻撃の起点で爆勝呼び込む

アストロズ戦の2回、キンズラーの二塁打で一塁から生還するエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス14ー5アストロズ」(22日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が「5番・指名打者」で出場し、4打数1安打1四球、2得点だった。目と足で攻撃の起点となり、チームの4連敗阻止&勝率5割復帰に貢献。自身は2戦連続安打で打率を・282とした。

 ここまで10勝を挙げている右腕のマクラーズとの初対決。1点を追う二回の第1打席は先頭でカウント2-2と追い込まれながら2球連続ボールを見送って四球で出塁した。次打者キンズラーの打席では3度のけん制を受けながらカウント1-2の4球目にスタート。やや足を滑らせたため加速が鈍ったが、キンズラーがナックルカーブを左越え二塁打。ラン&ヒットの形となり、大谷が本塁へ滑り込んで同点ホームイン。後続にも適時打が飛び出し、逆転に成功した。

 4番アップトンの20号2ランで4-1となった三回の打席は中飛。1ボールから内角151キロシンカーを打ったが、バットの芯を外した打球は詰まり気味の飛球だった。

 5-1の五回1死一塁の場面ではキューバ出身で今月11日にメジャーデビューしたばかりの22歳左腕ペレスと対決。初球、内寄り130キロスライダーを積極的に打って出たが、打球は二塁ベースの右にシフトしていた遊撃手の正面で弾み、二塁封殺となった。

 再び、快足を披露したのは、6-3の七回1死走者なしの打席。5月15日の対戦で二ゴロに仕留められた中継ぎ右腕ハリスに対し、カウント1-1から内角高めの146キロカットボールに詰まりながらも三塁手の前へ打ち返し、快足を飛ばして一塁を駆け抜けた。

 大谷の一打が打線に火をつけ、トラウトの26号2ランを含む6長短打で一挙7点。自身もこの日2度目のホームを踏み、試合を決定づけた。七回、2度目の打席となった2死一塁の第5打席は6番手右腕スミスの高め、140キロ直球を打ち損じて右邪飛だった。

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