Dバックス平野 チーム救援陣防御率トップ「勝ちゲームでしっかり投げられるように」

 「パイレーツ0-3ダイヤモンドバックス」(24日、ピッツバーグ)

 イニングをまたいでも安定感は変わらなかった。ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)は1回1/3を1安打無失点。連続試合無失点を22に伸ばした。防御率はチームの主な救援投手でトップの1・32。「勝ちゲームでしっかり投げられるように整えるだけ」と貫禄十分に話した。

 先頭に安打を許した八回は次打者を初球、「(前回より)今日の方が良かった」と言うフォークボールで併殺打に仕留めた。定位置よりやや右に守っていた遊撃手へのゴロ。配球とシフトがずばりと的中し「僕が投げていても他の人が投げているのを見ても、その通りにボールが転がっていく。(データの活用が)合理的だと思う」と振り返った。

 地区首位を走るチームで欠かせない存在となり、1年目でのオールスター戦選出が注目される。「それは出てから。(チームが)4試合(連続で)勝てたので、これを続けていくこと」と冷静な右腕に、ロブロ監督は「われわれは彼に多くのことを求めているが、何をやらせてもとてもうまい。素晴らしい」と頼もしそうだった。

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