エンゼルスのエースが2回緊急降板 先発陣5人目のけが

 「マリナーズ8ー6エンゼルス」(13日、シアトル)

 エンゼルスのエース格、ギャレット・リチャーズ投手(30)が二回、35球で緊急降板した。球団発表によると、降板理由は左太もも裏の張りだという。

 中4日で臨んだ14度目の登板は初回をわずか10球で3人を片付ける上々の立ち上がり。ところが、二回1死から4連続長短打で2点を先制された。イニングを投げ切ったが、三回のマウンドに戻ることはなかった。

 わずか35球の緊急降板。大リーグ公式サイトによると、今季の直球の平均速度は96・5マイル(約155・3キロ)だが、この日は94・8マイル(約152・5キロ)だったという。

 今季のエンゼルスは投打ともけが人が続出している。特に投手陣は先発ラミレス、抑えミドルトン、中継ぎのウッドの3投手が右肘靭帯再建手術を受けて今季絶望。先発シューメーカーは右前腕を手術して復帰時期は未定の状態。大谷は5日前に右肘の靭帯損傷で10日間の故障者リストに入り、球団は3週間ノースローの方針を明らかにしたばかりだった。

 すでに復帰しているが先発左腕のヒーニーは開幕直前に左肘を痛めてシーズンを出遅れており、スカッグスを除く5人の先発投手がけがに見舞われている。

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