大谷手術しない ソーシア監督が可能性を否定…治療を開始

 右肘の内側側副靱帯(じんたい)損傷で故障者リスト入りしているエンゼルスの大谷翔平投手(23)について、マイク・ソーシア監督(59)が11日(日本時間12日)、一部で報じられている手術の可能性について否定するとともに、患部の治療を開始したことを明かした。

 大谷は中6日で登板した6日のロイヤルズ戦で右手中指のマメの影響で4回、63球で降板。マメの治療を受けた後に右肘の張りを訴えた。7日に医師の診断と精密検査を受けた結果、3段階のうち「グレード2」の損傷が見つかり、10日間の故障者リストに入った。

 同監督によると、登板後の安静期間とされる72時間が過ぎた大谷は10日から治療を開始。一部米メディアが報じた手術の可能性については「GMや医療スタッフとの会話の中ではそういう話はしていない」と否定した。

 既にエプラーGMは3週間のノースロー、ノースイングの方針を明言。指揮官は「3、4週間のうちに良くなることを願っている。いつからスイングができるのか、投げられる状態になるのか、医療スタッフの判断を待ちたい」と話した。

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