大谷の3戦連続無安打に指揮官「プロセスは本当にいい」 8戦ぶり出場機会なし

キャッチボールで調整するエンゼルス・大谷=デトロイト(共同)
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 「タイガース9-3エンゼルス」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は8試合ぶりに出場機会がなかった。

 20日のレイズ戦に登板し、移籍後自己最長の7回2/3、同最多の110球を投げて4勝目を挙げた大谷は、試合のなかった21日を経て、東部遠征がスタートした22日から前日まで打者として今季自己最長の6日連続で出場した。この日のベンチスタートは疲労軽減が理由とみられるが、ソーシア監督は「代打で起用する可能性はある」などと短く話しただけで、具体的な説明はしなかった。

 過去6試合のうち4試合で無安打。前カードのヤンキース3連戦では今季初の3戦連続ノーヒット(9打数無安打、4四球5三振)を記録し、打率は3割を切った。この日の試合前には米メディアから、大谷の打撃に関する質問が出たが、指揮官は「プロセスは本当にいいと思う。四球を選んでいるし、強い打球も打っている。6日連続出場は初めてだったが、うまくやっていくと思う」と心配する様子はなかった。

 この日の大谷は30日(日本時間31日)の登板に向けて試合前にブルペンで34球を投げて調整した。投げる見込みだった27日のヤンキース戦の登板を回避した後は球団から次回登板の正式発表はないが、大谷のブルペンを見守ったナギー投手コーチは「通常のフルゴリラ(強めの投球練習)だった。問題なく投げていた」と話した。

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