大谷、左足首捻挫で交代 治療のため会見キャンセルも表情は明るく

 「エンゼルス3ー4ヤンキース」(27日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)がヤンキース戦(日本時間28日)で、左足首捻挫のため途中交代となった。

 メジャー初の5番・指名打者で起用され、第1打席は二回、1死。ヤンキースの開幕投手、セベリーノの内角157キロを仕留め、右翼席へ弾丸ライナーで運ぶ先制の4号ソロを放った。

 打球の初速180・2キロ、飛距離は125メートル。打った瞬間にそれと分かる一撃で、ベンチで戦況を見つめていた田中も、思わず笑みを浮かべるしかなかった。

 第2打席は五回、無死、先頭で打席に入り、バットが粉砕。二ゴロに倒れた。一塁手と接触し、手を上げて謝罪する姿も見られた。一塁ベースに駆け込んだ際、左足をやや内側にひねった。

 1点を追う七回の第3打席、1死一、二塁の好機。投手は右腕セベリーノのままだったが、大谷の姿はなく、代打バルブエナが送られ、交代となった。球団からは左足首の軽度の捻挫と発表された。

 チームは延長十回に勝ち越され、逆転負け。試合後、エンゼルスのソーシア監督は大谷の状態について「(第2打席後)ベンチに戻ってくるときに、足を引きずってたので。交代をさせた」と説明。田中将大投手と対戦する28日の出場について「明日の状態を見て決める」と、慎重な姿勢を示した。

 大谷の次回登板は1日(同2日)のオリオールズ戦。スケジュールの変更の可能性について問われ、「分からない。影響がないことを願っている」と話すにとどめた。

 大谷は治療のため、試合後の会見はキャンセル。試合終了から30分後にクラブハウスに姿を見せたが、左足首にはテーピングがまかれ、足を引きずる仕草もあった。ただ同行していた球団広報には冗談を交えながら笑顔ものぞかせ、症状が深刻ではない様子もうかがわせた。

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