大谷翔平3勝目消えた…2番手被弾で 5回1/3を4失点7奪三振

アストロズ戦の2回、ゴンザレスの安打で二走ブレグマン(手前)の生還を許すエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)
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 「アストロズ-エンゼルス」(24日、ヒューストン)

 3勝目をかけたエンゼルスの大谷翔平投手が先発した。4-1で迎えた五回に四球の後、フィッシャーに初球を中越え2ランとされ1点差に詰め寄られた。六回途中に勝ち投手の権利を持って降板したものの、継投したアルバレスがマキャンに2ランを浴び4-5と逆転されたため3勝目が消えた。記録は5回1/3を4失点、6安打7奪三振。

 大谷はここまで3試合に登板し、2勝1敗、防御率3・60。打者としては11試合(代打1試合)で打率・333、3本塁打、11打点。昨季ワールドチャンピオンのアストロズから4月3勝目を挙げれば、ベーブ・ルースも成しえなかったメジャー史上初の4月3勝&3本塁打を記録した選手となる、という状況だった。

 初回はスライダーを中心に組み立てた。ボールが先行したが、相手の走塁ミスもあり、無失点で切り抜けた。

 二回はスプリットを多投した。前回登板17日のレッドソックス戦で制球が定まらなかった決め球だが、復調の兆しはあったものの、効果的には決まらず。2死二塁からゴンザレスに中前適時打を許した。

 四回は7球で切り抜けるなど、復調の兆しを見せていたが、五回、ゴンザレスを四球で歩かせた直後の初球をフィッシャーに中越え2ランを許し1点差に詰め寄られた。レディックの打席ではメジャー自己最速101マイル=162・5キロも2球投げ込んだ。

 六回も続投したが、先頭のゴンザレスに四球を与えた。続くプレグマンから、こん身のフォーシーム(98・5マイル=158・5キロ)で空振り三振を奪ったところで、左腕のアルバレスにマウンドを託した。

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