「エンゼルス６ー１アスレチックス」（８日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２３）がメジャー２度目の先発登板で七回１死まで完全試合を継続する快投で２連勝を飾った。７回１安打無失点、１２三振１四球。９１球を投げ、最速は９９・６マイル（約１６０キロ）だった。

　【以下、一問一答】

　－今日は人生のベストゲームですか？

　「人生一番（の試合は）は小学校ぐらいの時です」（笑）

　－七回最後の打者から三振を奪って叫んだ。最後の打者だと思って投げたから？

　「最後かどうか分からなかったですけど、回も回でしたし、あそこをゼロで抑えて終わるのとワンヒットで２点入れられて次の回が来るのとでは雰囲気が違うかなと思ったので、あそこ三振を取りに行っていい結果が出たので良かったと思います」

　－七回にナギー投手コーチがマウンドに行った時に笑ってたように見えたが。

　「（投手コーチから）感じはどうだ？って、フィーリングはどうだ？っていうことを言われたので『大丈夫です』と」

　－メジャー２度目の登板で今日のような投球は想像できた？

　「正直、スプリングトレーニングの状態からは想像はできなかったですけど、日に日によくはなってると思ってます。まだシーズンの最初なので相手も僕のことをあまり理解してない状態なので今はいい方に転がってますけど、それが難しくなった時にその壁をしっかり破れる準備をしていきたいなと思います」

　－完全試合を意識し始めたのはいつ？

　「ヒットを打たれてないなというのは知ってましたけど、完全試合をしようという感じではなかったですし、むしろ、いつ出るか、という感じで待っていたので、出た時にどう気持ちを整理して次のバッターにしっかり向かっていけるかっていうのはすごく大事だと思うので、そういう意味では打たれた後にフォアボールを出したのは良くなかったところかなと思います」

　－日本時代に完全試合に近い投球は？

「覚えてないですけど、そのぐらいじゃないかなと思います」