ダルビッシュ五回途中で降板5失点 リード守れず勝ち負けつかず
「マーリンズ-カブス」(31日、マイアミ)
カブスに加入したダルビッシュ有投手が今季初先発し、4回1/3を5失点、勝ち負けはつかない状態で降板した。3点のリードをもらいながら五回に崩れた。
初回、先頭打者を死球で出してしまうと続くディートリッチに右翼席に運ばれ2点を献上したダルビッシュだったが、二回から四回は持ち直して、無失点を続けた。
失点直後の二回に打線の援護があり同点に。さらに五回にはリゾの適時打などでカブスが勝ち越し、3点のリードをもらった。
だが、直後に崩れた。五回の先頭ロハスのピッチャー返しの打球が右足に当たり内野安打に。状態を確認後、続投したが四球と安打で無死満塁のピンチを招き、ブリンソンに詰まった当たりながら中前適時打を許した。ディートリッチにも鋭い打球を放たれたが三直となり、ようやく1死。続くカストロに2点適時打を打たれて同点にされたところで降板した。
救援したダンシングが後続を断ち、敗戦投手は免れたが、今季初登板初白星はならなかった。