大谷、プホルスから金言「野球をしっかりやっていれば、言葉は関係ない」

 練習後に台湾メディアの取材を受けた大谷(撮影・小林信行)
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 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(23)が16日(日本時間17日)、将来の殿堂入りが確実視されているチームメートのアルバート・プホルス内野手(38)と対面。キャンプ地入り前の今月上旬にロサンゼルス郊外で合同自主トレを行い、アドバイスを受けたことを明かした。

 メジャー17年で放った本塁打は現役最多、歴代7位の614本。通算3000安打まで32本に迫っているレジェンドが、野手集合日の2日前にキャンプ施設に姿を見せた。バッテリー組の一員としてすでにキャンプインしている大谷はクラブハウスでプホルスと対面。笑顔でハグを交わし、あいさつした。

 実は2人が会うのはこの日が初めてではない。大谷がキャンプ地入りする前の今月上旬に、南カリフォルニアに位置するオレンジ郡の施設で合同自主トレを敢行。「(プホルスは)まだ調整段階だったんですけど、それでもバンバンバンバン、ホームランを入れて、凄いバッティングをしていました。勉強になることがたくさんあった」。そのさいに多くの助言を受けたことを明かし、「基本的に野球をやることは変わらないのでしっかりやっていれば、言葉は関係なく、コミュニケーションは取れる、というふうな話をされていた」と言った。

 プホルスの印象については「チームを背負って戦っているような選手。全体を見渡しても数少ない選手の一人じゃないかなと思います」と大谷。チームメートになったことには「すごく光栄なこと。目指すべきところ」と話し、「(自分は)1年1年だと思っている。(プホルスのような)そこまでの選手は長年やってきて、1年1年積み重ねてきたものが形になっていると思う。(自分は)スタートしたばかりなので、まずは今年1年しっかり頑張りたい」と表情を引き締めた。

 この日はブルペンには入らず、キャンプ3日目で初めてフリー打撃も行わなかった。投内連係やバント処理などの投手の基本練習、さらに個別メニューとして室内ケージでトス打撃を行った。

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