全米野球記者協会は20日、2018年の野球殿堂入り候補者33人を発表し、ヤンキースなどで通算175本塁打を放った松井秀喜氏が初めて入った。日本選手では、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏が14年の候補となって以来、2人目。松井氏はオールスター戦に2度選出され、09年のワールドシリーズで最優秀選手に輝いているものの、殿堂入りは厳しいとみられる。
殿堂入りには同協会に在籍10年以上の記者による投票で75%以上の得票が必要。5%以上の得票で最長10年間、候補として残る。野茂氏は1年目の得票が1・1%だった。結果は来年1月24日に発表される。