ダルビッシュ、最終第7戦先発決定「100%でいくことは変わらない」

最終第7戦の先発が決まり、会見したダルビッシュ(撮影・小林信行)
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 ドジャースのダルビッシュ有投手(31)がアストロズとのワールドシリーズ第7戦に先発することが正式発表され、31日(日本時間11月1日)の第6戦の試合前に記者会見を行った。

 ワールドシリーズ初登板となった第3戦は、二回途中4失点で降板。ロバーツ監督から第7戦の先発を伝えられたのはその後だ。

 「4戦目か5戦目の試合中に言われた。嬉しいというか、そこまで回ってこないと思っていたので監督には『チームは3連勝して、僕には回ってこないよ』って言いました。ちゃんと準備はするようにとは言われてたので感情が高ぶるとかそういうのはなかったです」。

 前回登板はメジャー自己最短となる1回2/3でKO。しかし、ダルビッシュは「レギュラーシーズンではそういうこと(試合序盤での交代)はないので自分の中では一番悪いのがここで来たとは思わない。次にいいピッチングをするしかない」と言い切った。

 両軍投手からシリーズの使用球が滑りやすいとの声が上がっていることには「(第3戦の)試合が終わってみんなには、スライダーがめちゃくちゃ抜ける、ボールが指にかかわらないとは言ったけど、ボールがつるつるするのは知らなかった」と話した。

 2日前に行ったブルペンでの投球練習は全体のバランスを重視しながら36球。敗因となったスライダーに関しては「よくなっているとは思います」と手応えを口にした。

 第3戦の試合中にアストロズのグリエルがアジア人を揶揄するような差別行為。それを受けてドジャースは第4戦の試合開始前にベンチ内で円陣を組み、「この試合はお前のために勝つ!」と気勢を上げた。ダルビッシュは「人間としてそういうサポートがあることにすごく感謝していますし、そういう人たちに囲まれてプレーしていることがすごく幸せなことだと思いました。だからと言って、第7戦でもっと頑張るかっていったらそうではなくて、そういうことがなかったとしても100%でいくことは変わらない」と話した。

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